実践しましたなんて言えば聞こえのいいように思えますが、実は、損の保存をせざる負えない状況になってしまってw
結果しなければ100pipを超える爆益だったのですが、まんぼうメンタルの私にはできませんでした。
というわけで、損切りしない損の保存というものをやってみた結果を書きます。
★損の保存とは?
例えば、1ロットの買いをして、反対に動いていった場合、同じように1ロットの売りを注文。
これでどっちに何ぴぷ動こうが、含み損はずっと同じなことは理解できますか??
★損の保存の解除
ネットで調べていたのですが、解除の方法は損の保存の状態からこっちに動く!と思った方に枚数を増やします。
すると今までは一定だった含み損が動き出しますよね?
予想の方向に動けば含み損は減っていくし、逆なら増えていく。
含み損が減っていった場合
利確して、含み損を減らす
含み損が減っていった場合
万が一、また逆の方向に行ってしまった場合は、最初と同じように同じ枚数の逆のポジションを持つことで含み損が一定となり、2つ目の損の保存となります。
これを繰り返していくのです。
★損の保存すごい?!それは違うんです・・・
私もこれを見た時、これ・・・無敵?!なーんて勘違いをしたものです。
こうやって文章で見てみるとうまく行きそうですが、これには大きな欠点があるんです。
★損の保存の欠点
問題は証拠金です。
1万円の資金に対して、1ロットという高ロットを貼った場合、証拠金が足りなくなりそうで、損の保存をしました。
では、含み損を減らすために片方にポジションを増やしました。
どうなるのか・・・・
答えは証拠金が足りなくなります。
たとえ予想方向に動いたとしても、多少の逆の動きは考慮しますよね?
エントリーした瞬間からずっと予想方向に動くわけではありません。
①多少の反対方向に動いたのでロスカットされる
②①でまた損の保存をしたとしても、次のエントリーではもっと証拠金が少ない状態からエントリーしなければいけない
③エントリーした瞬間予想方向に向かっていき、利確
③がピンポイントにできる人なら、そもそもこの損の保存をする必要のない技術の持ち主です。
★私が実際にやってみてわかったこと
エントリーすればするだけ、どんどん損の保存が増え、それに比例して証拠金が少なくなっていき、最後にはロスカットされる
2回目のエントリーで挽回できたとして、それは無敵の策でも、なんでもありません。
損切りを先延ばしにしているだけです。
1ロットエントリー、損の保存
証拠金に合わせて0.2ロットエントリー、損の保存
証拠金に合わせて0.02ロットエントリー・・・・
となっていきます。
しかもこのロット数が減っていけばいくほど、含み損の挽回までに時間がかかり、完済までは本当に難しい道のりとなります。
2枚目は予想通り動いて、利確できたものです。
しかし、3枚目のように含み損とポジションが増えていくばかりで、一向にプラスなどにはなりません。
このまま強制ロスカットとなりました。
損の保存は決して無敵の損切りしない手法ではありません。
すぐ損切りした方が半分もの資金が残せたのが実態です。
損切りは必要
それは片腕で済ませるのか、体のほとんどを持っていかれるのかです。
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